Victoriaの日記

Victoriaのつれづれ日記です。

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こんにちは。Victoriaです。

一人の人間が人生で使える情熱の総量はあらかじめ決められていて、
それをうまく発揮できるポジションにつくことができたラッキーな人間は、
能力をいかんなく発揮でき、
充実した人生を送ることができるけど、
何かのボタンの掛け違えで、
不本意な場所でくすぶるしかないと、
本当ならここまでがんばれるよというリミットを大幅に下回る程度にしか、
才能を開花することができない。



しかも、
この情熱というのはただの「熱量」でしかないので、
もしも、
何かのはずみで、
ポジティブに創造的な方面に力を注ぐのではなく、
ネガティブに、
誰かを恨んだり、
不運を嘆いたりする方面に使われてしまうと、
それだけで消耗してしまう。



だから、
人生の早い時期に、
あまりにも不運に見舞われて、
道を誤ってしまうと、
人生の後半戦が、
ただの消化試合になってしまい、
イヤな人で一生終わってしまうことにもなる。



すごくやる気に満ちていて、
人生バラ色だった人が、
何かの拍子にあっという間に情熱を失って、
人生流しに入ってるな~という姿を見ると、
そう思う。



どんな仕事でも同じだと思うけど、
教育産業では、
特にそれが顕著なんじゃないか、



塾や予備校はれっきとしたビジネスだけど、
人が人に何かを教えるというのは、
決してお金で解決できる商売ではないなと思うのは、




人に教えるという情熱は枯渇する




ものだから。



飽きるというのでも、
疲れるというのでもなく、
もっと根源的な、





人が人に深く関われる期間というのは、
決まっているんじゃないか、




それは、
例えば、
親が子どもを育てる期間とだいたい同じなんじゃないか、




つまり、
20年くらいがリミットで、
しかも、
その20年の内、
体力にものを言わせて、
子どものエネルギーを全力で受け止めることのできる期間というのは、
さらに短いんじゃないか、





そんな風に思う。




会社としてやってる塾は別として、
個人の先生がやってる塾の盛衰がめまぐるしいのは、
そういう理由もあるんじゃないか、




それを乗り越えて、
さらに教えることを続けるには、
おしえる仕事をやる動機が変化していかなければならない。




それができない人は、
静かに撤退していくしかない、





塾ってのは、
そういう業界なんだと思う。




ええ、
まさに私が今、その危機にありまして、
次の動機がないと、
このまま続けていく意味がない。






枯渇した情熱を再燃させるエネルギーは、
どこから涌いてくるんだ・・・??






Victoriaでした。





 

こんにちは。Victoriaです。


時々、仕事がイヤになるのは、
やってることの何がイヤとかそういう問題じゃなく、




業界自体にイヤ気がさす




 
からで、




教育業界って、
悪い人がいないところで、
みんなが善意でやっているし、
誰の言うことも全部正しい。





しかも、




すべての人が、
一度は生徒として関わり、
多くの人が、
親として関わる業界であるので、
要するに、
100人が100通りの教育観を持っていて、
誰もが批評家になれるということだ。





さらに、めんどくさいことに、




一個の強烈な個別具体的な話は、
100人に通用する一般論より、
よっぽどインパクトがあって、
説得力があるということで、





こんなのとか↓






こんなのとか↓






こんなのとか↓






こんなのとか↓

 




話せばいろいろ出てくるのに、
受験になると、
結局偏差値絶対主義になるのは、
ずーっと変わらず、





もう、
教育業界に明るい未来はないんじゃないかって、
多少大げさだけれども、
思考停止してるとしか思えない学校現場を見ていると、
思わざるをえない。





というようなことを、
この時期になると考えるので、
きわめてゆううつです。





Victoriaでした。 

こんにちは。Victoriaです。

今週末から、
定期テストが始まる学校に通う生徒で、
部活の大会がテスト中の日曜日にあるから、
泊まりで出かける生徒がいるんだけど、




もちろん、
テスト中も、
練習あります。




しょうがないよね、
決勝に進んじゃったんだから。





で、
昨日、
担任に呼ばれ、
「お前、全国大会に行くのか?」
と聞かれたので、
「はい、県大会突破しましたので」
と答えたところ、





「わかってると思うが、
大会があるから今回のテストの点が悪かったというのは、
言い訳にならないから」






そ、それだけ言うために、
放課後、
職員室に呼んだんスか?





何か間違ってない?





せめて、
どっちも大事だから、
どっちもがんばれよ、くらい言ってもいいんじゃないの?




進学校の生徒指導は、
何か違うといつも思うんだけど、
こんなのに打ち勝つのも試合のうちだと、
生徒には言い聞かせている。





メンドクサイのは、
親も先生側で、





「テスト中の試合なんか休みなさい」
とうるさいんだとか。





いや、
これ目指して一年がんばってきたのに、
休めるかよ・・・





甲子園レベルになると、
親公認、学校あげてのバックアップがあるんだけど、
他の競技じゃ、
たとえ全国大会でも、
学校の定期テストよりランクが下になるらしい・・・





Victoriaでした。
 

こんにちは。Victoriaです。


推薦入試の季節となり、
願書を出したりあわただしくなってきたのですが、




出願期間って、
だいたい1週間くらいあるじゃない?



あれ、
何が何でも初日必着で出すことにこだわるお母様がいて、
私もどっちかっていうと、
やることさっさと済ませたい派なので、
気持ちはわかるんですが、




願書受付が10月6日なのに、
9月30日に投函しようとしていて、




出願期間の前に出すのもフライングですよ





ということを、
何度説明してもわかっていただけない。




さらに、
面接の時間が何時になるか、
出願してもいない今の時点でわかるはずもないのに、




うちは一番にしていただかないと困ります、
もう、帰りの飛行機のキップ買ったので。





 
とか、キッパリ!言われてもね・・・




完全に、
大学の都合に合わせるのではなく、
単に、
何事も予定通りさっさと済ませたいという自分の欲望を満たすことが大前提になってしまっている。





それじゃ本末転倒でしょうが???





大事な受験なんだから、
まずは、
全力投球することに注力すべきで、
スケジュールは二の次でしょうということを、
もう、
キッパリ!申し上げたんだけれども、





頭に血が上ってるお受験ママにはどこ吹く風。





ああやって、
子どもを追い込んで、
お母さん自身も嬉しいはずはないんだけどね・・・






Victoriaでした。
 

こんにちは。Victoriaです。

あまりにも私好みの事件なんで、
リンク貼っておきます。


元記事→露の幼稚園児2人、トンネル掘り脱走 「ジャガーを買いたくて」 

オモローなのはこちら→おそロシア 

いろんな意味で、
教育とは何か深く考えさせられた事件。



大人がどんな小細工したところで、
子どもは世相を見てたくましく育っていくというオチですかね・・・





Victoriaでした。

 

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